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安比塗 岸田奈津希 羽反雑煮椀 溜

11,000円

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縄文時代からウルシの木が多く自生していたため、古くから生活に根ざした漆器が作られていた岩手県八幡平市。全国有数の国産漆の産地であるお隣の二戸市浄法寺と並び安比も近年は漆器の産地としてその名を知られるようになりました。 国内有数の漆器の産地として隣り合う浄法寺と安比。何がどう違うのか?とよく訪ねられる事があるそうですが、答えは『ほぼ変わらない』だそうです。ふたつの地域に流れる安比川流域では、昔から地域一体となって漆器生産を行なってきた歴史がありましたが、近代になり行政区の改編により二戸市と八幡平市に分かれてしまったため浄法寺塗と安比塗で呼称も明確に区別することになったと言われています。 安比塗として新たにスタートしておよそ40年。かつて用いられていた技法も研究と工夫を重ね、その技術は浄法寺と共有されともに進化しています。 【サイズ】 直径130×高さ75㎜ 現在の安比塗では下地は生漆(精製していない漆)をまず塗ります。それから砥粉(砥石の粉)を混ぜた錆漆や弁柄(酸化第二鉄)を混ぜて中塗りなどをしますが、いずれも漆の塗り重ねです。重ね塗りを施した最後の仕上げに国内産純度100%の地元で精製された地元の漆を使用しています。 また、好みにもよりますが安比や浄法寺では漆の持つ美しく深みのある色合いと経年変化を存分に楽しむ事ができるとされる溜塗を佳しとされています。 溜塗りとは表層に透明な漆を塗って仕上げたものをいい、濃い飴色が落ち着いた風合いを感じさせます。使い込んでいくとともに飴色の下から朱色がうっすらと透けて良い雰囲気に育っていきます。 【お取り扱いについて】 ●食器洗浄機・乾燥機・電子レンジ・オーブンでのご使用は不可です。 ●洗う際はタワシや磨き粉等は使用せず、一般的な食器用中性洗剤と柔らかめのスポンジか布で洗って下さい。ごしごし力を入れて洗うのは漆を傷つけたり剥がしてしまう原因となるのでご注意下さい。 ●酸には比較的強いので長期間使い続けてお米のタンパク質がこびりついて白く濁って取れなくなってしまった時はハイターなどを使っても大丈夫です。(全ての漆器が酸に強い訳ではありません。ご注意下さい。) ●洗った後は、まず布巾で水気を取って直射日光・高温多湿を避けた場所でしっかり自然乾燥させてからしまって下さい。 ●濡れたままや浸水した状態で長時間放置したりすると漆を傷める原因となります。 ●他の食器などと重ねる際、陶磁器の底や高台といったザラついた物と重ねると漆の表面を傷つける事があります。収納する際に陶磁器などと重ねる場合は布を間に挟むなど、直接こすれないような工夫をして下さい。

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