



SOLD OUT
1974年 東京都小金井市に洋画家の長男として生まれ東洋大学法学部を卒業後、人間国宝である益子の島岡達三氏の門下に入り、5年の修行を終えて益子町に自身の窯を築き独立を果たす。
自身の作品の主な装飾技法として【掻き落とし】と【象嵌】があり、特に象嵌は島岡一門の作り手によく見られる技法である。島岡達三氏の象嵌は【縄文象嵌】と言われ、撚った縄を成形されたうつわの素地の上で転がし凹凸をつけて象嵌を施す技法で、この技法で重要無形文化財保持者(人間国宝)の認定を受けたが、岡田さんの象嵌は全ての模様を彫って象嵌を施している。
それに対して掻き落としは素地の上から白化粧や泥を掛け模様として残したい部分の外側を削り落とす版画の原版を彫るような技法で、どちらも非常に手間と時間のかかる技法である。だが、それを感じさせない可愛らしさと軽やかな表情があり、手にした時に初めて伝わる感触に、その技の精巧さと難しさを感じる事が出来る。
直径180×高さ45㎜
※全て昔ながらの手法の手仕事による品物につき、サイズや色合いなど、表情にひとつひとつ個体差がございます。また、同一商品を複数個ご希望のお客様にはなるべく個体差の少ない品物同志を組合わせてご用意させていただきますが、ご希望に添えない場合もございますので予めご了承くださいますよう、よろしくお願い致します。