



熊本県の荒尾市を中心に12件ある小代焼の窯元の中でも比較的古く規模が大きかった瑞穂窯を興した父 福田 豊水氏の跡を継いだるいさんは1964年福岡県大牟田市出身。九州産業大学芸術学部で油絵を学んだ後『平面よりも立体的な造形物を』と、父 豊水氏の元で修業を始める。
小代焼の中でも瑞穂窯のうつわは深みのある独特な色合いが特徴で、それに加え様々なしのぎの技法や、るいさんの感性による女性的な造形や装飾の組み合わせによって、古い洋食器のようなどこか懐かしく柔らかな印象も持ち合わせています。
直径φ220×高さ30㎜
こちらの品物はうつわを丈夫にし色移りを防ぐために、ご使用前に目止めの処理をお勧め致します。
【目止めのやり方】
米のとぎ汁を鍋に入れ、その中にうつわを浸して弱火で10~20分煮沸後、良く冷ましてから洗い流せば完了です。うつわが入る鍋が無い場合は洗面器などを使い2~3時間または一晩浸すだけでも同様の効果があります。また、強火で煮沸すると鍋の中でうつわが跳ねて破損させる恐れもありますので弱火で煮沸するか、不安がある場合は浸けておくだけの処理をおすすめします。
※全て昔ながらの手法の手仕事による品物につき、サイズや色合いなど、表情にひとつひとつ個体差がございます。また、同一商品を複数個ご希望のお客様にはなるべく個体差の少ない品物同志を組合わせてご用意させていただきますが、ご希望に添えない場合もございますので予めご了承くださいますよう、よろしくお願い致します。