SOLD OUT
1984年滋賀県出身。ご両親も陶芸家という廣川さんは、2008年に多治見市陶磁器意匠研究所技術コースを修了後、土岐市の製陶会社に勤務。2012年に故郷の信楽窯業技術試験場素地釉薬コースを修了した後は、毎年ご両親との合同展を開催したり、益子の陶器市に参加したりと積極的に活動の場を広げ、現在は益子に移住し研鑚を積んでいます。
粉引や桜色、うぐいす色など柔らかで深みのある色合いのうつわを作られる側面を持ちながら近年は、お父様ゆずりの実用的な耐熱のうつわが人気となっております。道具としてだけでなく料理映えし食卓を彩るうつわとして季節を問わず1年中活躍する耐熱陶器です。
廣川さんの耐熱陶器は、通常の耐熱陶器ではご法度の空焚きが可能なので『茹でる・煮る』だけでなく油をひいて『炒める』ことができます。オーブン料理や鍋料理だけでなく、火にかけられる事でお料理の幅がグッと広がり、アツアツの出来立てを別の皿に移す事無くサッと食卓に並べる事が出来ます。
直径245×高さ55㎜
こちらは耐熱のうつわとなっておりますので、直火やオーブンでの調理が可能です。お使い始めの前に目止めの処理をしてからご使用下さい。
目止めによって貫入に染み込む色を抑え、土の粗い目を塞ぎうつわを丈夫にする効果もあります。定期的に目止めをする事で細かなヒビを塞ぎ変色や劣化を抑えうつわを長く愛用する事が出来ます。
また、外側が乾ききっていない状態で火にかけたり、まだ熱い状態で水に浸けたりすると割れやヒビの原因となりますのでご注意下さい。
【目止めのやり方】
米のとぎ汁を鍋に入れ、その中にうつわを浸して弱火で10~20分煮沸後、良く冷ましてから洗い流せば完了です。うつわが入る鍋が無い場合は洗面器などを使い2~3時間または一晩浸すだけでも同様の効果があります。
土鍋などの場合は8分目程度までの水と水量の5分の1程度の炊いたご飯、または大さじ1杯程度の片栗粉を入れてゆうくりと煮沸し、しばらく煮立ててから火を止めて、うつわが冷めるまで待った後は中身を取り除いて水洗いし、しっかり自然乾燥させて下さい。
※全て昔ながらの手法の手仕事による品物につき、サイズや色合いなど、表情にひとつひとつ個体差がございます。また、同一商品を複数個ご希望のお客様にはなるべく個体差の少ない品物同志を組合わせてご用意させていただきますが、ご希望に添えない場合もございますので予めご了承くださいますよう、よろしくお願い致します。