SOLD OUT
鹿児島市の中心部から桜島を眺めながら海沿いの北上したところにある姶良町で竹之内さんとお父様の彬裕さんのお二人で活動されている窯です。1967年にこの地に開窯した彬裕さんは中国の宋時代の焼きものに憧れ陶芸を志されました。宋艸窯の名前の由来は“宋”の時代の焼きものを手本に、“艸(草)”のように根を張っていこうという志からつけられたものです。
息子の竹之内琢さんが陶芸の道に進んだのは大阪の展覧会で観た川喜田半泥子氏の抹茶碗をみたのがきっかけでした。竹之内琢さんは金沢美大、彫刻家故清水九兵衛氏に師事(京都)、その後、川喜田氏の作品と出会う事で素材感の表現に感銘を受け陶芸の道を志しました。現在は郷里に帰り父彬裕さんに師事し、作陶されています。
MARKUSが主にお願いしている竹之内 琢さんの作品は、鎬(しのぎ)と呼ばれる筋彫りされた装飾と鮮やかな色合いが特徴で、深い海のような瑠璃釉(紺)、爽やかで芽吹きの力強さを感じる織部(緑)、柔らかで温かみのある粉引き(白)の3色からなるバリエーションです。
現代のライフスタイルに合わせた器づくりを意識されており、洋食器として色鮮やかな陶磁器と合わせてもしっくりきますし、和食器としてスリップウェアや民藝の器と混ぜても違和感なく馴染んでしまいます。
直径φ265×高さ20㎜
※全て昔ながらの手法の手仕事による品物につき、サイズや色合いなど、表情にひとつひとつ個体差がございます。また、同一商品を複数個ご希望のお客様にはなるべく個体差の少ない品物同志を組合わせてご用意させていただきますが、ご希望に添えない場合もございますので予めご了承くださいますよう、よろしくお願い致します。